献血はボランティア
こんにちは。下等生物です。ブログを閲覧していただきありがとうございます。
地方で美大生をやっています。
今日はデッサン演習で自画像を制作するための鏡を買いに行きました。(大学で用意してくれないんですね。)
そのついでといってはなんですが献血センターに行ってきました。
ということで今回は”献血”のお話。
献血って何?
献血について知らない方、いると思うので簡単に。
献血とは病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。
※日本赤十字社ホームページから
献血の種類
本当に簡単に説明すると、全血献血と成分献血というものがあり、全血献血は200mlなら16歳から献血することができます。18歳以上で体重が基準に満たしているのであれば400mlや成分献血の協力を求めています。
なぜ献血が必要なのか
輸血に使用する血液は、人工的に造ることができない。
一日平均約3000人が輸血を必要としています。血液も生ものですから有効期限があります。血液製剤の有効期限は、赤血球は21日間、血小板は4日です。
今日献血して来週も行こうかな、というのはできません。次に献血できるのは献血の種類にもよりますが大体1ヶ月から3ヶ月くらい間を開けてからの献血となります。ですから多くの方が継続的に献血に協力していくことが必要なんです。
また、献血できるのは16歳から69歳の人まで。今現在少子高齢化が問題となっていますけども、高齢者が輸血を必要としている、しかし献血できる若者が少ないという状態なんです。そういった状況なのに10〜30代の献血者数は10年間で35%も減少しています。2008年は約284万人、2017年は約186万人と減っています。
別に私が行かなくてもいいんじゃない?
いいえ!輸血は全体的に足りてないんです。成分献血ですが「心配です」になってますね。毎日輸血を必要としている人がいます。もしかしたら自分が事故にあって輸血に助けられた、、、なんて人もいると思います。
→とはいえこわい。
そうですよね!私も最初はドキドキでした。でも慣れれば何回でも行きたくなりますよ。インフルエンザの予防接種も絶対無理!って方以外は大丈夫だと思います。
私の献血体験
献血の流れ
- 受付
献血センターに着いたら受付をします。献血カードと身分証明書を提示します。初回の方は献血カードを作成。次回の方も保険証と写真付きの証明書があるといいです。
- 荷物を預ける
ロッカーに荷物を預けて下さいと言われます。献血の際や献血ルームでは邪魔になるので。
- 簡単な質問の回答
パッチパネルを使って質問に回答しました。最近海外に行ってないか、インフルエンザなどの予防接種はしていないか、病気になったり、薬は服用していないかなどですね。
- 血圧の測定
血圧を測定しました。腕を筒に入れて締めてくるあれです。
- 問診
血圧の機械から測定結果を記した紙が出てきました。紙を白衣を着たおじいちゃんの元に。「体調いつも通りですかー。」「熱計りますね。」
ここまで五分くらいでしょうか。
- 血液審査
看護師さんに腕を見てもらって左右どちらの腕で献血するのか決定します。
右で献血することになりました。反対の左の腕で血液審査をします。成分が基準に満たさなかったみたいで今回は全血献血の200mlを献血することに。
- 水分補給
一旦休憩室に戻り自販機のジュースで水分補給。無料です。コーヒーもあります。ココアとか。ミルクティーとか。温かいのも冷たいのもあります。やっぱり血液をとるわけですから水分補給は大事なわけです。
- いよいよ献血
飲み物を確保したらすぐ呼ばれました。平日やあまり人がこない献血ルームだとこんな感じ。土日やデパートに隣接されているところだともう少しかかるかも。
テレビ付きの場所でした。靴を脱ぎ、横になり、献血中は足の運動をすること、具合が悪くなったらすぐに言うことなど説明を受けます。で、献血。
10分くらいで終了しました。
- 休憩
終わった後は水分補給をすること、少なくとも10分は休憩を取ることなどと説明され再び休憩室に。飲み物をとって、漫画を読んだり、エッセイを読んだりしてました。献血ルームには漫画や本などがあって利用者なら自由に読むことができます。テレビやお菓子もあります。私は抹茶味のアイスを頂きました。
- 特典付き
献血ルームにもよりますが利用者にはお土産があります。私は柿の種を選択。高校生や学生には大抵付きます。
献血ルームのサービス
流れでも記載しましたが献血ルームのお得なサービスについて
・献血しながらテレビ、漫画を観れる
・飲み物、お菓子が無料
・漫画・小説が読み放題
・Wi-Fiが使える
・アイスも無料
・特典がもらえる(食料、歯ブラシセット、タオルなど)
※献血ルームによって少しずつサービスが異なります
献血の際の注意点があります。
・体調が悪い日は献血をしないこと
・エイズ感染審査目的の献血はやめること(患者さんの命に関わります)
・・・などタッチパネルの回答をしていけば献血できるかわかります。
献血に行こう!
献血に行こう。献血は募金の次に気軽にできて、人のためになっていると実感できるボランティアだと思っています。
私は最初は父に行かない?と言われ行きました。12歳だったので献血はしてませんが、何回もついていくうちに献血への抵抗感は薄れていきました。
家族と一緒に、友達と一緒に行ってみたらどうでしょうか。無料でお菓子がたべれるから、とかでもいいと思います。50代の方、献血に挑戦する最後のチャンスです!
この記事が少しでも命を救う助けになるよう祈ります。